12月26日(土)
いよいよ、今日がラサ最終日。
9時半にガイドと待ち合わせなので、それまでに、ジョカンをコルラして、ジョカン近くの食堂で、トゥクパ(3元)を食べる。
ここのトゥクパは、いまいち。
光明商店のほうが、美味しいです。
それにしても、ジョカンは、毎日毎日、大勢のチベット人が巡礼にやってきているので、本当に人の群れって感じです。同じ方向に歩くし。
今日は、ジャンパーを着ていない。
あれを着ると、完全に漢族に見えてしまう。
9時半になり、ガイドと共に、301番のバスに乗って、デプン・ゴンパへ。
デプン・ゴンパは、とても巨大なゴンパで、遠くから見ると、まるで要塞のようだ。
2008年の暴動は、ここから起こった。
受付でチケットを買い(50元)ノート(訪問履歴)に名前を書いた。
とても広大なゴンパなんですが、3つほどのお堂を見学して、終了。
ここも5年前に来たことがあるので、俺もガイドも、やる気が無い。
お堂の中で、写真を撮ろうとすると、20元かかるので、写真は撮っていない。
暗くて、撮れないっていうのもありましたが、5年前と変わらないし。
5年前も撮ってないけど。。。
それにしても、僧侶が少ない。
5年前、あれほどいた僧侶達だが、中国政府によって、連行されたのだと、ガイドは言う。
今は、スパイの僧侶もいるようだ。
見学が終わり、デプンゴンパの売店で、名物?のモモ(チベット餃子)を食べる。
1個=5角。
これは、今回の旅で、ぜひとも食べたかったのですが、やっぱり美味しくない。
でも、これでデプンゴンパの目的は、果たせたわけだ。
ガイドにコルラ道を教えてもらい、一人で、デプンゴンパの下にある、ネチュンゴンパへと向かう。
ガイドは、手を振って、俺を見送り、帰っていきました。
今回のラサ滞在は、名目上は、ツアー形式で、ガイドが付くことになっています。
何故ならば、そうしないと、ラサには、入れないからだ。
しかし内容は、ほとんど、午前中に主要観光地(ポタラ宮や寺院)を一緒に見学して、それが終わると、あとは一人の時間が、充分に持てます。
行こうと思っていた観光地に、ガイドが付いただけです。
おかげで、色々と説明してもらい、助かりました。
デプン・ゴンパを見学した後、一人で、コルラ道を通り、デプン・ゴンパの下にあるネチュン・ゴンパへと向かう。
コルラ道には、人は、あんまり見かけない。
タルチョやマニ石も見かけるが、ゴミが多く、人糞などもたまに見かける。
俺も、ついでに立ちション。
しばらく歩くと、ゴンパの裏側に着きます。
巡礼にきていたチベタンと一緒に、マニ車を回すが、途中でやめた。
さぁ、写真を撮ろうかと、カメラ(OM-2)を構えると、「あれっ?動かない。」
電池が切れたのだ。
いつも絞り優先オートで撮っているので、マニュアルに切り替えられることを忘れていた。
しょうがないので、ケータイカメラでカシャ!
いいシーンもあったので、残念だ。
ネチュン・ゴンパは、なんとなく、配置や建物などが、整った寺院のように、感じた。
人もあまり多くなく、入場料も10元と、デプン、セラと比べると、知名度が低いだけあって、安いです。
一人で、ゴンパへ行くと、自由に動き回れるのが、良いです。
その知名度が低い、ネチュン・ゴンパですが、扉の絵や壁画が、とても印象的でした。
デプン・ゴンパの帰りに、是非、お勧めします。
帰りは、なぜか、チベット人のおばあさんと孫と一緒に歩いた。
すごく、自然に一緒に歩くようになり、おばあさんは、僕に帰りのバスのことを丁寧に教えてくれました。
子供も、メッチャ可愛くて、「タシデレ。」と挨拶すると、子供が「タシデレ、タシデレ。」と子供らしく、可愛い口調で何度も、ささやくように喋っていた。
写真も撮らせてもらい、トゥジェチェ。
再び、301番のバスに乗って、ラサの街中で下車。
それにしてもバスは、便利だ。
乗客は、チベット人ばかりで、巡礼のシーズンだけあって、遠方から来ている人も多く、みんな、ヤク肉やバター茶の臭いがしていた。
なんか、ラサのバスじゃないみたいです。
さて、最後のバルコルへ行きましょう!
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