12月23日(水)

    今日のラサは、昨日よりも風があり、寒かった。

    朝食は、成都で買ったけど、食べなかった、スニッカーズ。
    うーん、甘いし、カロリー高い。
    少しでも、痩せて、帰国したいのですが。。。


    9時ごろに、宿を出て、ジョカンへ行く。

    今回は、ケータイを持ってきているので、動画を撮りながら歩く。
    朝から、兵隊が行進している。

    ジョカン前で、無理矢理、サン(2元)を買わされ、炉の中へ、入れる。
    サンは、勢いよく燃えて、煙を吹き出し、朝のジョカンを演出している。

    9時半になり、時間通りに、ガイドが来ましたが、運転手がこない。
    じっとして待っていると、寒さが、骨身にしみわたる。
    今日は、いつもの服装に、ジャンパーまで着ていますが、そんなの関係ないくらい、寒すぎる。

    20分待っても来ないので、僕とガイドは、トゥクパを食べに、光明商店へ。

    トゥクパは、日本で言うならば、うどんです。
    ダシは、ヤクから取ってるんでしょうか?独特な味。
    具は、荒挽きヤクミンチがのっています。

    そんなトゥクパは、冷え切った体を温めてくれる。

    このとき食べたトゥクパは、本当に、美味しかった。


    さぁ、車も着たことだし、ガンデン・ゴンパへ行きましょう!

    10時にラサを出発。
    遅刻してきた運転手は、ガイドから、怒られていました。

    でも、チベットって、時間は、あってないようなもんなんで、気にしてませんので。

    途中、ガソリンを入れるため、ガソリンスタンドへ。
    こういうことは、普通、来る前にやっておくものだが、ここは、チベットなので、まぁ、おおめに。

    中国でもガソリンは高く、1リットル=約7元(約100円)ほどします。
    中国の物価を考えると、これは、高いです。

    ラサ市外の東側も、街が拡大中で、ラサの街は、どんどん広くなっていっています。
    単に、中国人街が、広がっているだけですが、ラサが、ラサじゃなくなる日は、そう遠くない。


    市外を抜け、郊外へ。
    ワゴンは、懐かしい道路を走る。

    あのタルチョだらけの橋を渡ると、林周(ルンドゥプ)かぁ〜。なんて思ったりした。
    この乾いた大地に、青い空を再び見られたことが、本当に嬉しい。

    道路は、日陰こそ、雪があったり、氷が貼ってたりしてましたが、日が当たる場所は、なんの問題もない。

    タクツェを通り過ぎ、ガンデン・ゴンパへと続く、ジグザグ道へ。

    あぁー!懐かしい。

    天気が良くて、気持ちが良いけど、標高がどんどん、上がってゆく。

    途中で、降ろしてもらい、外へ。
    「寒い。」

    息苦しい。

    空は、とてつもなく青いし、雲が数えるほどしか、見えない。


    そして、ガンデン・ゴンパに到着。

    ここは、2度目なので、当初は、来る予定じゃ、なかったが、許可証の発行の際、4日以上は、ラサに留まることができないやら、あったもんですから、一旦、ラサから出ないといけないという事だったので、予定に入れました。

    入場料は、50元くらいしたと思います。

    滞在時間は、たったの40分。
    行ったお堂も二つだけ。

    写真もほとんど撮らず。

    ガイドが言うには、他のお堂は、悪いからだと言う。
    でも、そんなん、日本人には、関係ないし、案内するべきだと思う。
    2回目だったし、どうでも良かったので、何も言わなかったが、初めて来る人にとっては、ここに来ることは、とても大変な過程があり、もう二度と来れない人のほうが、多いはず。

    気持ちを汲んで、案内するべきである。

    もし、俺が、初めての訪問ならば、ガイドに迷惑をかけていたことでしょう。


    ラサへ戻る途中、タクツェのサンガ・ゴンパに寄ってもらったが、僧侶が、一人しかおらず、閑散としていた。

    5年前は、チャムに使う、お面の部屋やら、案内してもらったのに。。。

    ガンデン・ゴンパへは、巡礼バスで行けたら、きっと楽しかったんでしょうが、
    2009年12月現在、規制が厳しく、外国人は、巡礼バスには、乗れないらしい。

    そんな感じで、13時ごろ、ラサへ戻る。