12月21日(月)
昨夜は、なかなか眠れず。
寒くて、寒くて。
本日の服装は、ヒートテック肌着を上下。靴下もヒートテック。
ズボンをはいて、ウールのとっくりセーターを着て、その上には、ユニクロのリバーシブルのフリースを着る。
頭には、これまたユニクロで買った、ネックウォーマーにもなる、フリース帽子をかぶる。
ズボンとセーター以外は、全てユニクロです。
今は、朝9時。
(日本と中国の時差は、1時間ですが、北京標準のため、西のラサは、日の出も日の入りも遅くなります。日本の感覚で言うと、−2時間と思えば良いんじゃないでしょうか。)
朝食は、近くの食堂で、お粥と肉まんと漬物(2元ちょっと)
朝のお粥は、ほんと、良い!
ゆで卵も頼めば、良かったけど、頼んでない。
はぁ〜。お粥が胃に優しい。
そして、9時半にガイドと待ち合わせ。
ガイドは、なんと!時間に遅れることなく、やってきました。
ガイドと一緒に、ポタラ宮まで、歩いて行く。
今日の予定は、ポタラ宮見学とジョカン見学。
本日のラサの天気は、晴れ。
ポタラ宮見学日和です。
しかし、寒い。
日陰の歩道は、凍っているところもあります。
北京東路は、人通りも車も多いが、5年前よりも、信号を守っている人が、多くなったと思います。
一緒に、歩いているガイドが言う。
「ラサでは、あらゆる仕事は、中国語ができないと、成り立たない。しかし、チベット人は、覚えようとしない。または、覚えたくない人が多く、そんな、チベット人達は、仕事に就くことが、出来ない。」
あっ、このことって、以前、日本のテレビでやってたよな。と思い出した。
ラサに鉄道が出来て、観光客がたくさん来るようになり、ホテルが出来たが、そのほとんどが、中国人経営者で、中国語が出来ない、チベット人の若者が、そこで働くが、上手くいかない。
俺は、ラサの現実は、知りませんが、何で、こうなったかくらいは、分かります。
チベットが、中国に組み込まれたからです。
そして、中国は、経済力(お金の力)で、チベット人の精神までも、侵してゆく。
ポタラ宮に着きました。
朝から、ポタラ宮の前では、コルラをする人が、大勢います。
チベットでは、午前中が吉とされていると、本で読んだことがあったけど、その影響なのでしょうか?
ポタラ宮の正面では、五体投地をする人々もいますが、5年前よりも、数が少ない気がします。
さぁ、ポタラ宮へ入りましょう。
ポタラ宮の正面の入り口で、セキュリティー・チェックを受ける。
こんなん、前あったっけ?
いや、5年前は、裏から入って、正面に出てきたんやった。
ペットボトルやライターは、持ち込めない。
ゆるやかな階段をゆっくりと、息を切らしながら歩いてゆくと、徐々に景色がよくなり、ラサの街が、眼下に広がっている。
ポタラ宮の見学は、2009年12月の時点では、観光できる時間は、午前中のみで、前日に申請しなければならないらしい。
さらに、オンシーズン(暖かい時期)には、見学時間は、1時間に限定されるらしい。
今は、オフシーズンなので、時間制限は、ない。
これは、多分ですが、個人で行ったら、時間は、気にしなくて良いと思います。
建物に入る所で、切符を買う。
入場料は、100元(約1400円)高い!ちなみにチベット人は、1元か無料です。
それにしても外国人観光客が少ないです。
漢民族の観光客は、皆無です。
建物の中へ入り、ガイドの説明を受けながら、色々と見て周る。
ここは、ダライ・ラマ14世の瞑想の部屋です。やら、勉強するための部屋です。など。
こういう観光地に来た時は、やっぱり、ガイドがいた方が、説明してくれるので、ありがたいなと、思った。
そういや5年前は、少女と一緒に、駆け足で、通り過ぎただけで、ほとんど見ることが出来なかった。
色々と説明を聞きながら、1時間半ほど、ポタラ宮を見学。
内部は、撮影禁止。
こっそり、撮ろうかと思ったが、ガイドがいる手前、止めといた。
それと、5年前には、登れた、屋上には、今は登れません。
理由は、知りませんが、残念です。
途中から、何故だか、四川省から着た、チベット人僧侶2人と見学するようになる。
彼らも、ガイドの説明をチベット語で聞いている。
それにしても、冷える。
足が寒いのです。
足にカイロを貼ってこなかったのが、悔やまれる。
おしっこ、行きたい。
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