12月20日(日)
郵便局のあたりから、ポタラ宮広場を囲むように、壁が作られています。
何が、出来るのでしょうか?
そして、信号を渡ると、ポタラ宮!
「いやぁー、あんたは、いつ見ても、カッコイイわ。」
俺が、世界で一番、好きな建造物かも。
壁の工事のため、ポタラ宮の麓の芝生広場も、少し掘り返されているが、多くのチベット人が、座ったりしていたので、僕もそっちへいき、ポタラ宮を眺めたり、写真を撮ったり。
近くには、2人の少女がいたので、「タシデレ(こんにちは)」と挨拶をすると、2人の少女は、僕に興味を持ち、近づいてきたので、僕は、5年前の古いガイドブックを取り出して、見せたり。
そこで、やっと、僕が日本人だと分かってくれて、彼女達の表情も少し穏やかになった。
「写真、撮ってあげるよ。」なんて言い、OM-2を取り出して、僕は、2人の少女と、母親の写真を撮る。
2人の少女は、見せてと言い、カメラの後ろに、目を向けるが、モニターは、無い。
あぁーデジカメと間違えているのか。
最近は、誰も彼もがデジカメなので、撮ったら、すぐに見れるもんだと、思われている。
あいにく、これは、フィルムなのです。
ちょっと、残念そうにする少女達。
母親は、そんなやり取りを見ながら、少し笑っている。
そしたらと、僕は、ケータイを取り出して、これなら見られるからと言い、撮った写真を見せると、さらに場が和み、周りにも人が集まってきました。
お婆ちゃんが来たり、写真を撮りたいと言う、少女にカメラを渡し、写真を撮ったり。
僕もまた、少女達の写真を撮ったりと、楽しいひと時を過ごす。
旅の中での、こんな出会いは、僕はとても好きです。
ほんと、ステキな出会いでした。
住所も書いてもらったので、プリントして、ちゃんと送ります。
届くのだろうか?
その前に、写真は、ちゃんと撮れているのだろうか?
こっちの方が不安。
中国銀行へ行く僕と、途中まで一緒に歩き、バイバイ!
2万円を両替して、1456元になりました。
夕方のバルコルを歩いたあと、懐かしい、スノーランドレストランで食事。
本日のメニューは、ヤクカレー(30元)とホットレモンティー(6元)
まだ、ラサの気候に慣れてないうちから、こんなヘビーなもん、食べられるのでしょうか?
と、心配していましたが、完食!
おいしかった。
日が暮れると、ラサの街は、急激に冷え込む。
「出歩く気にもならん」と、部屋に戻り、ちょっと休憩。
しかし息があがり、ハァハァといっております。
高山病は、大丈夫なんでしょうか?
今回のラサ滞在において、僕が心配していることは、寒さと高山病です。
寒さに、おいては、初日の時点では、なんとかなりそうな感じだ。
朝晩は、かなり冷え込むと、思いますが。
まだ、ジャンパーとカイロを温存しているので、大丈夫だと思う。
高山病は、対策として、いっぱい水分を取って、おしっこをたくさんするってことを実践しています。
寒い中での旅では、なかなか、トイレに行くのを躊躇ってしまいますが、そんなことは言ってられない状況なので、映像化したくないくらい、汚い公衆トイレにも行った。
あとは、どんだけ街を自由に歩けるかってことくらい。
武装した兵隊が、ジョカン前やポタラ宮の周辺では、かなり目に付きましたが、まだあまり出歩いていない初日の時点では、わからない。
それと、これは、僕人身の問題ですが、
チベット人から見て、僕の顔は、漢民族に見えるようです。
これは、かなり不利な条件で、冷たい視線を浴びたり、ぶつかって来られたりと、写真は、ほとんど撮れません。
カメラを構えると、みんな顔を隠したり、逃げたりします。
今日は、ポタラ宮前で、撮れたくらいです。
まず彼らに、僕が外国人であることを分かって、もらわなければ、人々の写真を撮るのは、厳しいです。
5年前は、そんなことなかったのですが、2008年3月、4月に起こった、暴動後、
チベット人の民族の誇りが、そうさせるのだと思います。
夕方、ジョカン、バルコルに行ったときも、5年前には、たくさんいた中国人観光客は、あんまり見なかった。
果たして今後、写真は撮れるのでしょうか?
以上、ラサ初日の感想。
さて、ラサでの宿は、ここに泊まりました。
COOL YAK HOTEL
ツイン、トイレ&ホットシャワー、TV、A/C付きで、なんと!100元。
これは、今がオフシーズンだからこの値段です。
オンシーズンは、380元か360元だったような。
場所は、スノーランドと同じ通りを少し奥に入ったところ。
add:Lhasa Mentsekhang R.D (No6)
結構、いい部屋でしょう。 |
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