一人での宴
ゲストハウスを出て、西へ向かって歩けば、フェワ湖へと出る。
レイクサイドの大通りでは、今日から、『ポカラ・ストリートフェスティバル2011』が開催されるようで、
車両の乗り入れが、禁止されていた。
このNEW YEAR FESTIVALは、5日間も行われるようで、地元の人たちは、準備に忙しそうだ。
街を挙げて、5日間もお祭りをするなんて、楽しそうだ。
夕方になったら、行ってみようか。
フェワ湖沿いを歩く。
湖岸には、欧米人が好きそうな、オープンエアーなレストランが、建ち並んでいる。
こんな所で、ビールを飲みながら、1日中、ボケッーとしたいもんです。
ポカラの滞在日数が、もう1日、長ければと来た早々に悔やまれた。
何艘ものボートが、観光客を乗せて、フェワ湖に浮かぶ小島、バラヒ寺院へ行ったり来たり。
俺は、行かなかったが、なかなかの賑わいようだ。
ボート乗り場前では、土産物の露店や食べ物屋台もある。
遊歩道のような道ばたでは、チベット人のお婆さん達が、手作りアクセサリーなどの露店があり、懐かしくて、
つい立ち止まり、手に取って商品を見たりしていた。
チベット人のお婆さんが、俺の着ている服を指して、私の服と交換しないか?なんて言ってきます。
なんでやねん!
まだネパールに来てから、アクセサリーを買っていなかったので、ここで腕輪2つを300Rsで購入。
1つは、自分用にして、もう1つは、姪っ子のお土産にしよう。
再び、フェワ湖沿いを歩く。
太陽もずいぶんと傾いて来て、フェワ湖を取り囲む山々が湖に長い影を落とし始めた。
とある山の頂に、ドングリみたいな建物が見えた。
あの山にある建物が、日本山妙法寺だろうか?
湖から、こんなにも良く見えるのだから、あそこへ行けば、景色が良いんでしょうね。
さあ、夕方にもなったし、そろそろお祭りに行ってみよう!
楽しもう!
フェワ湖沿いのレストランやゲストハウスなどが建ち並び、旅行者や地元の人たちで賑わっている、
この通りは、おそらくポカラで一番賑やかだと思う。
通りには、“13th Pokhara Street Festival”と書かれた横断幕がいくつも掲げられ、
それにチベットの5色の旗、タルチョも通りを横切るように、横断幕とともに掛けられている。
レストランの前では、各店が、通りにスペースを作り、そこにコンロなどの調理器具と食材を並べて、
キッチンを作り、テーブルとイスを並べ、日本の縁日のときにあるような、大きい夜店のような感じの店が、いくつも並んでいる。
もちろん、小さな食べ物屋台もいくつもあります。
通りには、食べ物だけでなく、色々なアトラクションも手作り感いっぱいで、作られていました。
地元の小学生数名が作った、針金の間に棒を通し、針金に触れると、電気が点いて、ゲーム終了となる、イライラ棒のようなもの。
それに輪投げ。
これは、輪っかが正円じゃなくて歪んでいたりしたので、なかなか上手く、景品のワインボトルやビールに入ってくれなくて、
1つも景品を取れませんでした。
他にも、ボールを蹴って、小さなゴールに入れるサッカーゲームや目隠しされてグルグル回されて、真直ぐ歩けるかゲームなど。
アトラクションは、地元の人たちで大賑わい。
始まったばかりの祭りは、すでに大盛り上がりの様子。
さあ、夕食にしよう。
こんなお祭りの夜は、好きな物食べるのが楽しいので、今夜は肉ばっかり食べてやる。
まずは、屋台で手羽元のでかいピリ辛唐揚げ。
近くのレストランでは、羊の丸焼きイベントをやっているが、これは見るだけにしておいた。
次は牛串だ。
2本くらい食べたような?
炭火でじんわりと焼かれたお肉は、美味しいです。
何か飲みたいと思い、スーパーの前で1本買ったら、1本無料のジュースがあったので、それをグビグビっと。
まだまだ食べますが、間にアイスクリームも食べる。
通りは、すっかり夜となり、音楽が鳴り響く中、踊る人々。
うわっ!楽しそう。
そんな光景を見ながら、レストランの前に作られた店に入る。
最後にソーセージと肉とビール。
こうして、俺の宴が終了。
明日も行こう!
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