街角にて夕食

    やっぱり、洗濯物が心配なので、三たび部屋へ戻る事にした。
    あれから、2時間以上は経っていたが、衣服は、全然、乾いていなかった。
    昼まで、これだけ乾かないのだったら、明日の朝までには、乾かないだろう。
    まだ、捨てるには、早い。

    写真を撮るのも疲れたので、ちょっと休憩でもと思い、日記帳を持って、部屋を出た。
    薄暗い部屋にいるのは、それだけで、気分が滅入ったりもするので、トウマディー広場にある、観光客相手の値段が高いカフェへと行く。
    歩いて、1分くらいで、行けるので、少し移動しただけです。

    席につき、ジャスミンティーを注文しましたが、値段はなんと!125Rsもした。
    他の飲み物も200Rs越えは、あたりまえ。
    値段が高い事は、知っていたが、ここまで高いとは、想像以上だ。
    さすが、カフェ・ニャタポラである。

    1階のテラス席は、ちょっと肌寒いが、ここで1時間ほど日記を書いていた。
    時刻は、午後3時半。


    夕方の4時くらいになると、トウマディー広場の近くの通り、宿を出て、すぐに右へ行った通りには、市が立ち始めた。
    プラスティックの箱を並べ、その上に板を置き、さらに布を被せ、そこにズラリと商品が並べられている。
    服、サンダル、クツ、それに計画停電中のネパールでは、欠かせない、懐中電灯などの日用品から、

    野菜などは、通りの脇に、ザクッとてんこ盛りに置かれています。
    食べ物の屋台もあるので、夕食は、そこにしようかな。
    たくさんの色が、散りばめられて、人も多く、とても賑やか。

    俺は、こういう光景が大好きなんで、商品を見たりしながら、何往復もしたが、買ったのは、

    ライトが点く、ライターを1個、買っただけです。
    しかし、このライターは、暗い廊下で、扉の鍵穴に鍵を入れる時に、とても役に立ちました。

    OM-2に入れていたモノクロフィルムも、ここでちょうど、撮りきったので、バクタプル終了!

    って、思っていた矢先、二人の少女と出会い、いつしか追いかけっこなどして、遊ぶように。
    急いで、フィルムを入れて、遊びながらの撮影会となったが、暗かったこともあって、ほとんどブレてました。

    これで、ほんまにバクタプル終了です。
    さあ、さっきの屋台でご飯を食べよう。

    本日の夕食は、市が出ている通りにある、屋台で食べる事にした。
    おばちゃんと娘なんでしょうか?二人で切り盛りしている、この屋台は、揚げ物と蒸したモモが、メインのようだ。


    屋台の上には、ステンレスのトレーが、揚げ場の近くに並べられている。
    手羽先や、手羽元、串を刺したウインナー、それにオレンジ色の少し辛そうな、練り物なのか?
    少し厚めに切ったジャガイモも辛そうな衣が付いています。
    ザルには、黄色の小さなかき揚げのような物が、入っている。
    蒸篭の中には、小さなモモが、蒸されています。

    蒸篭の横には、葉っぱで作られた、お皿が重ねられ、赤いプラスティックのバケツの中には、調味料が入っているようで、

    お玉ですくって、出来上がった料理の上にかけたりもする。

    さあ、何を食べましょうか?
    指で、あれとこれとって感じで、指して、注文すると、いくつですか?と聞いて来るので、

    これは、1個でそれは、2個ちょうだいと、これまた指を使って、注文した。

    俺が、最初に注文したのは、素揚げのウインナーとオレンジ色の練り物のようなんと、ジャガイモ2つ。
    値段は、いくらかなんて知りませんが、地元の人たちも気楽に食べているので、高くはないでしょう。

    注文したものが、揚がり、葉っぱのお皿に入れられて、出来たよって感じで、渡された。
    まずは、ジャガイモから。
    もっと、パリパリしてるのかと思っていましたが、ちゃんと中まで、火が通っていて、ほくほくしていて、美味しいです。

    次は、ウインナー。
    これは、期待通りの味。

    そして、良く分からない、オレンジ色の揚げ物は、思ってた通り、少々辛いが、総菜の野菜天ぷらを荒く作った感じで、美味しいです。
    ビールが飲みたい!


    次は、黄色のかき揚げのような物と蒸しモモ。
    お皿が、もったいなので、同じお皿に5個入れてもらう。
    小さめのモモは、一口で食べられるので、パクパクと食べてしまう。

    最後は、揚げモモ。
    蒸したモモを揚げます。
    やっぱ、ビールが飲みたい!

    さて、気になるお値段ですが、ざっと60Rs(約60円)です。

    大満足で、屋台を後にして、夕日に染まる、トウマディー広場を名残惜しさ全開で歩く。
    あと、1日、ここで何もせず、いられたらな。

    まあ、でも、メッチャ楽しかったぜ!バクタプル。
    この街、大好き!