プレアビヒア(カオ・プラヴィハーン)
明日行こうと思っていたカオ・プラヴィハーン遺跡に今日、行くことにした。
理由は早起きができたから。
カオ・プラバーン遺跡とは、カンボジア領内プレアビヒアにあるクメール遺跡ですが、断崖絶壁に位置するために、カンボジアからは入れず、タイ側からしか入ることが出来ない。
そして数年前まで、カンボジア内戦の激戦地だったため、地雷も多くて、閉ざされていた場所だったが、最近になって、やっと行けるようになった遺跡です。
久しぶりに緊張感のある、場所へ行くので、とても楽しみです。
ここウボン・ラチャターニーからカオ・プラヴィハーン遺跡に行く手段は2通り。(2001年の情報です。)
1つ目は、ここから直接、タクシーをチャーターして行く。金額は値段交渉しだい。
2つ目は、宿からトゥク・トゥクやバスでバスターミナルまで行き、
そこからバスで「カンタララック」という街まで行く。バスは30分に1本の割合である。
そこからは1つ目と同様。タクシーまたはバイタクをチャーターして行く。
シー・サケットを起点にした場合も同じく、カンタララックまで行き、そこからは同じです。
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プレアビヒア(カオ・プラヴィハーン)遺跡
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1つ目のメリットは早い。デメリットは高い(金額)2つ目はその逆で時間はかかるが安い。
俺は最初は、2つ目の方法で行こうとしていたが、昨日、値段交渉をしたタクシー?のオッサンが、800Bでいいと言ってきたので、(昨日は1,300Bだった)1つ目の方法で行きました。
2つ目の方法でも500Bくらいかかると思います。時間はメッチャかかります。
どっちにしろ1日がかりです。
車は猛スピードで走り、バスを何台も追い越し、約2時間でカオ・プラバーン遺跡の手前のタイ側の入場門に到着。
そこで、遺跡の入場料200Bを何もないタイ側に払わなければいけない。
外国人は高いのだ。タイ人は20Bくらい。
そして、車でカンボジアの国境の手前にある駐車場に車を止め、徒歩でカンボジアに入国。
この遺跡にしか行くことができないので、ビザなんかいりません。
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プレアビヒア(カオ・プラヴィハーン)遺跡
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そして、この遺跡の本当の入り口でカンボジア側に200Bを払う。
こうして、この遺跡の入場券を買うのだ。
そんなこと知らなかった俺は、財布が気になってしゃーない。でも見たいし。
なんで、なんにもないタイ側に200Bも払わなあかんねん!タイ側で値切ればよかった。
(値切れます。100Bにはなるらしい。フランス人のおばちゃんは100Bで入ったと言っていました。)
カオ・プラヴィハーン遺跡はカンボジアの内戦でだいぶん痛んではいるが、見応えアリです。
こんなすばらしい遺跡を戦争に巻き込むなんて。と嘆きもしましたが、機関砲や戦争の残骸が放置されている光景を目の当たりにすると、よく残っていたな。と考え直してしまう。
有刺鉄線で囲まれた遺跡内の外には、ガイコツ印の地雷が埋まっているマークの看板がありますが、遺跡内にはありません。
色が綺麗な毒蛇がいるくらいです。
それに、ここからの眺めはモー!サイッコー!断崖絶壁から眺める、カンボジアの大平原は気持ちがいい。
とても開放感があります。ちっぽけな事なんて吹っ飛びます。
遺跡内はカンボジアらしく、子供達が絵葉書を売りにきますが、俺にとっては、またそれが懐かしく思えた瞬間でもあった。
ここはタイからしか行けないがカンボジアです。
アンコール・ワット以来のクメール遺跡に感激した俺は、写真も撮りまくり。
風が冷たくて気持ちいい。
俺は今回の旅で、絶対に行くと決めていた場所は、
ベトナムのホイ・アンとカンボジアのアンコール・ワット。
そして、このカオ・プラヴィハーン遺跡だったので、行くことができて本当によかった。
この遺跡のことを知ったのは、以前新聞に載っていて、東南アジアを旅するならば、是非行ってみたい。
と思っていたからだ。
これで一応、旅の目的が果たせたわけだ。
ウボンに戻ってきたのがPM3:00頃。全てを含み、約7時間かかった。
移動が往復で4時間だったので、バスで行く場合はプラス2時間くらいだと思います。
旅に出て、もう2ヶ月を越えてしまっていたので、持って来た
コンタクトレンズの液が尽きてしまったので、ここで購入。
タイでよかった。
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