2010年1月1日

    みなさん、新年明けましておめでとうございます。

    いよいよ、帰国です。

    朝食は、8時過ぎに、宿代に含まれている朝食券をフロントでもらい、食堂へ。

    んーん、昨日と全く同じだ。

    バイキング形式なので、好きなものを取って、皿に入れてゆく。

    お粥に肉まん、漬物、面。
    他にも、種類がありますが、何故か、昨日と同じ物を取っている、俺。

    多分俺なら、1ヶ月は、懲りずに同じ物を食べていると思います。

    朝食も食べ終わり、30分ほど時間があったので、最後に少しだけ、街を歩く。

    今日の成都の天気は、曇り。

    特に感慨深いものは、ないけど、これが、本当に最後なんだなぁと、またいつでも来ることができるかのように、思い返した。

    飛行機の出発が、11時過ぎだったので、そろそろ空港へ行かないと。

    チェックアウトをして、泊まっていたホテルの隣にある高級ホテルのロビーへ行き、そこからタクシーに乗る。

    運ちゃんは、空港までは、80元だと言うが、10元安くしてもらい、70元で行ってもらう。


    街中から、空港までは、1時間弱ほど。

    国内線で、成都から上海(浦東)へ行き、そこから国際線で、大阪(関空)です。

    たった、2週間の旅で、こんなにも飛行機に乗ったのは、初めてで、最初は、手続きなど戸惑いましたが、さすがに帰りは、もう慣れました。
    乗り換えも、苦も無く行えた。


    機内では、特に、この2週間を振り返ったりは、しなかったけど、帰国して、このブログを書き始めてから、やっと振り返った。

    今回の旅の目的は、ラサへ行くことでした。

    俺にとって、ラサは、2004年に初めて行って、そこで1ヶ月も滞在した、とても思い出深い土地です。
    たくさんの思い出が詰まっています。

    そんなラサへ行くことにしたのは、モノクロで写真を撮りたいという目的もありましたが、2004年の旅から戻ってきてからの、今までをリセットしてみたい、ラサの思い出を塗り替えたい。
    など、そんな気持ちもありました。

    写真が撮りたいのも、気持ちをリセットしたっかたのもどちらも本当の気持ちです。

    現在の状況、人間関係など、どうしょうもない所もありますが、形だけでも戻してみたかった。

    本音の周りにまとわりついた嘘や偽りをラサに置いてこよう。


    それは、旅立つ前のことで、行ったら、それは毎日が新鮮で楽しくて、すっかり忘れてましたが、忘れたってことが、良かった。

    ラサ滞在の7泊8日は、本当に楽しかったです。


    ラサから戻ってきてからは、塔公へ行けなかったこともあり、完全に休暇状態。

    特に最後の成都での2泊は、メインの写真もほとんど撮っていません。

    2009年は、インドの旅から始まり、写真展(Asian Generation-インド編)も開催し、最後は、チベットのラサへと行き、こんなにわがままに生きた年も、久しぶりでした。
    自分の気持ちに素直になろう。そうしないと、しんどいことが分かった。

    あー、楽しかった。2009年。

    2010年、もっと本音で生きましょう!


    Asian Diary TIBET 2009

    ●旅行期間と訪問地

     2009年12月19日〜2010年1月1日
     ラサ、ギャンツェ、康定、成都

    ●使用カメラ

     オリンパスOM-2(ZUIKO 50mm f1.8 / ZUIKO 35mm f2)
     ローライ35T(Tessar 40mm f3.5)

     *so705i(ケータイカメラ)
     この旅行記の写真は、全てso705iで撮影した写真を使っています。

    ●使用フィルム

     カラー(エクター100 コダック) モノクロ(T-MAX400 コダック)