恐怖の街、サバナケット
昨日、寝たのがメッチャ早くて今日、起きたのが5時半。
ここヴィエンチャンも少し名残惜しいが、ダラダラとはしてられません。
ヒマワリの種とトウモロコシのウオッカを部屋に残してチェック・アウト。
トゥク・トゥクを拾って、5,000Kipでバスターミナルまで行き、そこで雨の中、朝食。
フランスパンのサンドイッチとコーヒー。でかすぎて食いきれず。
バスは予定より30分遅れで、出発。(25,000Kip)サバナケットへ向けてGO!
バスは、まだ雄大にはなっていないメコン川に沿った道路を走っているが、車窓の風景は単調だった。
そしてバスは約8時間、サバナケットに到着したが、このバスはちょくちょく止まっていたので、走行時間は約7時間ほどだ。
乗客の誰かが、トイレに行きたくなっら、止まる。
そして皆さん、そこら辺でションベンしたりキバッタリしてます。
俺もその辺でションベン。俺もこんな光景はカンボジア以来、久しぶりです。
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ヴィエンチャンのバスターミナルにて
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休憩中にて
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サバナケットに到着したのは良いが、またゲストハウス探しです。
やっぱりガイドブックがあった方が楽です。まぁこれも楽しいけれども。
トゥク・トゥクのオヤジにゲストハウスに連れてってくれと言う。
最初に着いたのは、バンガロー風のゲストハウス。
これは高いやろなと思い、値段を聞いてみたが、お手ごろ価格の部屋は空きがなく、高い部屋しか空いておらず、パス。
2つ目はその近くのゲストハウスだったが、値段はお手ごろだったが、部屋を見せてもらうと、高い天井には悠々自適に虫が飛び交ってます。
ここもパスして、3つ目のゲストハウスへ。
部屋はキレイだったが、英語が通じないし、50,000Kipは今の経済力では、払えないのでパス。
俺はここで役に立たないオヤジに別れを告げ、歩き出した。
まだ夕方にもなっていないような時間なので、妥協は出来ません。
しかし、折角、海外旅行に来ているというのに、宿探しに時間を費やすのも無駄に思える気もする。
金さえ、あればすんなり解決する問題が、金がないばかりに、無駄骨のように、宿のはしごを繰り返す。
「バック・パッカーって、無駄が好きやな。」なんて呟きながら、歩いていたが、ガイドブックも地図もない僕は、迷子になってしまった。
どっちに歩いていいのかもわからない。
もうリュックを背負って、歩くのも疲れた。
僕が途方に暮れていると、道端にしゃがんでいると、トゥク・トゥクの兄ちゃんが声をかけてくれた。
ゲストハウスを探していると言うと、2,000Kipで連れて行ってやる。と言うのでトゥク・トゥクに乗った。
兄ちゃんが案内してくれたゲストハウスは、値段も手頃でキレイ。水シャワーなのは残念やけど。OKです。
俺は宿代の30,000Kipを払うと、手持ちのKipがほとんどなくなった。あらまぁ。
サバナケットではタイ・バーツも普通に使うことができるが、レートが悪すぎます。
通常は1B=190Kipだが、ここでは1B=175Kipになってしまいます。
さらに俺が泊まっているゲストハウスでは1B=150Kipまで下がってしまいます。
でも、もうKipがない俺はしかたなく、バーツを使い、晩飯を購入。(20B=3,500Kip)
これでおかず一品とカオニヤ(餅米)を購入。
当初の予定では(ラオス入国当初)ヴィエンチャンからタイのノーン・カイに入る予定だったが、ラオスにもうちょっと滞在したかったのと、ここの街の名前が気に入ったからだ。
しかし!だ。この街にはたくさんの野良犬か飼い犬かよくわからんが、いっぱいおります。
犬のくせに集団行動なんてとりやがる。一匹が俺に吠え出すと、あとから来るわ、来るわ。
結局5匹の犬に囲まれた俺は、ビビリながら退散。
こんな街、だいっ嫌いだ。俺はすっかりこの街に恐怖を抱いてしまった。
明日この街をぶらつのが恐いです。
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